小麦粉特集も3日目。
どうしてメキシコ人はそんなに太るのかという問いに対する一つの回答がこれ。
メキシコのドーナツのこの感じ。
なぜそこまでカロリーを重ねなきゃいけないのか、
と問いかけたくなる佇まい。
この国ではドーナツという食べ物は
基本的にデコレーションするものだ
と考えられている節がある。
ドーナッツって北メキシコじゃあ
コンビニ、スーパー、カフェ、専門店と
どこにでもあるポピュラーなおやつで、
こんなのをしょっちゅう食べているのなら
ブクブク太ったってしょうがない。
今回行ったのはトレオンは中心街の
パセオモレロスPaseo Morelos
という比較的新しい遊歩道にある
【Donut World】 というお店。
植樹された小道は昼間はカフェ通り、
夜は若者たちの飲み屋街に姿を変える
街中とは趣の違う少しおしゃれな場所にある
とても可愛い外観で間口1間ほどの小さなお店。
ここで売っているのはプレーンのマフィンや
ドーナツ、パンなど15ペソほど、
あるいは42ペソでそれらにトッピングができる。
ベースのクリーム、
トッピングのナッツやチョコなど、
仕上げにももう一度クリームで
最後にダメ押しのトッピングも追加。
というわけで彼氏へのお土産に1つ作成。
ちょっと太ってるくらいが可愛いという
先人たちの言葉を信じてカロリーの贈り物。
チョコクリームにローストアーモンド、
もう一回チョコクリームをかけて
さらに真ん中にチョコが鎮座する
保守派チョコづくしドーナッツ。
普段はカフェでもコンビニでも
トッピング済みのものが主流なので、
これは子供が喜ぶだろうなぁ。
自分用には欧米諸国では老若男女に愛される
ヘーゼルナッツクリーム・ヌテラNutella
とバナナのシェイクを。
ヌテラの香ばしさとバナナの甘酸っぱさで
これは・・・飲むクレープ?
濃厚なのでものすごくお腹にたまる。
今年に入ってついに軽度肥満に分類されてしまい
ダイエットに踏み出したのだから、
本当にそろそろ口にするものを気にしなきゃなぁ
とは思っものの、
近頃のトレオンは来る度に新しいお店ができ
くるたびになんだかワクワクしてしまうので、
来週の出張では何を食べようかななんて
罪深いことを考えてしまうこの業は
どうにかならないものか。