ドーナツに救われる日が来るとは。
普段は朝7時50分にはタクシーを呼び
8時前には家を出ないと始業に間に合わないのに
本日ぱちりと目が覚めたのは7時57分。
こんな日に限って朝から大事な打ち合わせ。
もうあわてる暇もなく身づくろいをして、
さっさと車に飛び乗りぎりぎりセーフ。
間に合ったはいいがごはんはどうしようか、
と思ったら目に付くかわいい箱が。
そういえば昨日気まぐれで買ったドーナツが
まだごっそりと余っているんだった。
メキシコのドーナツはかなーり甘いので
濃いめのダージリンと合わせていただく。
そういえばお昼ご飯も昨日何故だか
半分残したお弁当があるんだった。
昨日の私は未来予知でもしてたのかしら。
そんなドーナツを買ったのは
【TIM HORTONS】
という昨年にわかにモンテレイ中に発生した
カナダ系のドーナッツカフェチェーン店。
それまではクリスピークリームドーナッツや
パン屋さん、コンビニが供給の主流だった中
本当に町中で看板を見るようになるのに数ヶ月もかからなかった気がする。
今では街角いたるところに赤い看板が。
家の近くにも会社の近くにもあるのに
一度も立ち寄ったことはなかったのだけれど
昨日は唐突に甘いものがほしくなり、
ついにどきどきのご来店。
基本的には所謂アメリカンドーナッツ。
ふわふわやわらかくてきつね色で、
これでもかとたっぷり砂糖のコーティング。
これのキャラメル味があったり、チョコだったり。
一番人気は小さいドーナツのアソート。
持ち帰りはかわいい箱入りで
10個、20個、30個と数量が選べるほか
内容の指定も出来るみたい。
今回は20個おまかせで注文。
確か90ペソ(500円)くらい。
黒いのがチョコ味、
きつね色はカヘタ(ヤギキャラメル)入り、
硬いのがオールドファッション、
粉砂糖のラズベリージャム入り、
飾りがついたのはモチモチ、中身無し。
うーん、甘い!全部甘い!
噛む度にじわりとジューシーさがひろがるのが
良くも悪くも実にアメリカン。
一口サイズでも1,2個も食べると
十分かなぁと感じられるほど
日本人の私にこの甘みと油みは荷が思い。
チョコ玉の味はよかったと思うし、
オールドファッションは味は日本と殆ど同じで
食感は少し軽めかな。
彼らはお気に入りツートップに就任。
あとは見た目の誘惑に負けたクルーラーも。
これはシンプルに砂糖のみ。
さくさく、もちもち、はかない感じ。
懐かしいミスタードーナッツと同じ味がした。
こんなのを朝一番にほおばっていたら
そりゃあ目もしゃきっと覚めるよね。
砂糖がメキシコで一番の麻薬なのでは・・・?