メキシコ モンテレイで食べて遊んで働いて

メキシコって良くも悪くもこういうところ。メキシコを好きになれる観光、レシピ、文化情報を発信。

1038:メキシコで薬漬け。

熱が出た。

 

月曜の午後からやけに咳が出るようになり

この頃周りでもよく見かけるしな、

私もついに大気汚染病デビューか

と思っていたら寝る頃になって

なんだか体の節々が痛み、嫌な予感。

案の定深夜4時頃に熱にうなされ目を覚ます。

測ってみれば38度。

3年に1回は突発的に発熱するこの体。

 

あまりにも耐えられない熱の気持ち悪さと咳に

出勤前の彼氏に病院へついて来てもらう。

家からの近さと24時間診療をしていること、

あとはそれなりに何でも見てもらえる

という利便性から私たちがよく行くのは

【Cristus Muguerza】という病院チェーン。

https://www.christusmuguerza.com.mx

メキシコ北部を中心に展開してるクリニック。

 

生憎お医者さんが1人しかいないらしく

1時間近く唸りながら待つことに。

座ってるのも辛いなんてひさしぶり。

この時期にアジア人がぐったりしていると

みんな本当に怖がるんだなぁと思うくらい

好奇と恐怖の視線が注がれているのがわかる。

私だってこのタイミングで高熱は不安になるよ。

 

簡単な診察の結果ウイルス性だけれど

症状から見てインフルエンザじゃなさそう

と言われて少し安心。

大量にだされたお薬の処方箋を持って薬局へ。

モンテレイでは調剤薬局というものは見かけず

大抵は処方箋を元に薬剤師さんが

市販薬の中から適当なものを見繕ってくれる。

このシステムの困るところは

お店によって置いてない薬が多いこと。

今回もうんうん言いながら薬局を2件はしご。

インフルエンザが気になるようだったら

検査キットも買ってねと処方箋に加えられ

かなり患者任せなメキシコの医療。

病院だけはどこでも保険が効くし

至れり尽くせり見てくれる日本の方が楽。

 

買ったお薬が

抗生物質 Gabirol

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・解熱、鎮痛剤Paracetamol

これは処方箋なしでも買える万能解熱剤。

セールで1つ買ったら3つおまけでくれた。

用量の概念はないのか?

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・鎮痛薬Ibuprofeno

アスピリンと並んで頭痛薬として

メキシコでも重宝されている薬。

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・咳止めシロップ Dalvear

びっくりするくらい苦い苺味だった。

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日本よりもどう考えても大きな1錠を

水でえいやと流し込みぐっすり寝たら 夜までにはだいぶ熱も下がった様子。

 

けれど2日目にして未だに味覚がおかしいし

口の中がずっと病人の味がする。

とはいえ昨日からほとんど何も

まともな食事はできていないので、

体力回復のためにも肉を食べねばと思い

ヒューストン旅行で買って来た

冷凍のマトンカレーを取り出す。

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冷凍とは思えないほどガツンとくる羊臭さに

味覚は鈍っていようとも食べている実感が湧く。

お米と一緒に炊いてある

胡椒のようなつぶつぶの香りも良かった。

 

さて胃も満たされたし、

まだ気持ち悪さが残っているので

明日は元気になれるよう

本日はこれでもう寝ることにいたします。