メキシコ人男性といえば、浮気性で名高い。
否、誇るようなことではないから、悪名高い。
同僚たちを見ていると、それをしみじみと感じる。
掃除のおばさん曰く、男なんてみんなそうで
女たちは馬鹿だから許してしまうらしい。
うーん、分かるけれど。
分かるのだけれど、
メキシコで生きるのは大変そうだなと
ここに来てついにそう思う。
そんな、生まれて初めて
浮気と二股の意味の違いを考える木曜日の朝。
しかし、男と生きるのが悲劇ならば
女と生きれば喜劇である。
昨日の営業先のお客様が、
会社の若い女性を紹介してくださった。
なんて嬉しいのだろう。
ようやく、日本人の女の子と話せる。
最近はメキシコシティの同期の女の子と話してばかり。
休日、仕事中に関わらず、用も無く電話をしている。
やはり気兼ねなく話せる女友達はどうしても必要。
スペイン語でも必要なことは伝えられるけれど、
やっぱり愚痴や冗談や、軽口の類は自由ではない。
日本語で話しているときのほうが、
言葉を楽しんでいるな、という気はする。
言葉って難しいのね。
さあ、週末が楽しみ。
そんな今日の昼食はタコス。
週に一回は食べないと、なんだか違和感があるまでに。
モンテレイでタコスといったらやっぱり
carne asadaとcarnitas
焼いただけのお肉のダイレクトな美味しさ。
一般的な持ち帰りようのタコスはこんな感じ。
バーベキュー系のタコス屋さんは必ず
いっしょに焼いた甘いたまねぎと獅子唐つき。
あとはどこでも必ずソースは二種類か三種類。
今日はひとつは緑のサルサ。
緑のトマトに緑の唐辛子。
少し青臭くてクリーミーな辛さ。
もう一袋はpico de galloと呼ばれる辛くないサルサ。
トマトとたまねぎをみじん切り。
人によってはここにパクチーや、
生食でお馴染みchile serranoも刻みいれる。
油の乗ったお肉もさっぱりするメキシコの味。
お店によってはこれに赤いサルサも加わって、
ライムの半切りも必ず付いてきます。
どんな料理屋さんにも必ずサルサはあるけれど、
赤いサルサはそのレストランごとにかなり違った味が楽しめ
私はどちらかというと赤が好き。
メキシコ人はこの袋の端を噛み切って、
生クリームを搾り出すようにしてかける。
頭いいなぁと感服した来墨当時。
さて、今日は何をしようかな。
そろそろカレーを食べ切らないとならないなと、
そう思う木曜日の午後。
仕事柄人に文字を見られることも多いので
今日からペン習字を始めます。
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嬉しい。
がんばるぞい、は今季は流行ってないなぁ。