メキシコ モンテレイで食べて遊んで働いて

メキシコって良くも悪くもこういうところ。メキシコを好きになれる観光、レシピ、文化情報を発信。

day 40:仕事を探して旅に出る。青空文庫で読書を。

私は働くことがとても好きなのだと思う。

たぶん。

メキシコシティで研修をしていたときは

毎日時間が飛び去ってしまっているかのように忙しく、

やらなければならないことが追いつかないくらいに

毎日気がついたら昼休み、

そして終業時間となっていた。

やることが山ほどあって、

時間は限られていて、

確かに体力的には大変だったけれど、

楽しくて仕方がなかった。

今でも向こうに配属された同期の子は

残業に休日出勤に、本当に忙しそう。

 

かくいう私は・・・さて、何をしよう。

 

首都から北へ700km、

アメリカとの国境の町Laredoまではわずか250km、

そんな場所に位置する第三の都市モンテレイには

日本の企業が少ないのです。

 

外回りのある日は本当に楽しい。

ゆったりのんびり、鼻歌を歌いながら

メキシコ人の人たちとあっついなかで

体を動かして働くのが私は大好き。

しかし、時間があるおかげで

青空文庫iPhoneアプリがあることを知れたのは

今日一番の収穫。

 

著作権の切れた文章作品を電子化し、

無料で公開してくれているウェブサイト。

以前課題のために教授から教えて頂いて以来

とっても重宝。

 

特に今回メキシコにはキャリーケース二つだけでやってきて

重量やら容量を考えて持ってこられたのは

本当に気に入っている何冊かのみ。

こっちで新しく買うにしても限られているし、

何より以前スペインにいるときには

150円の文庫本を1000円以上で購入していたほど

余計なお金がかかってしまうので、

インターネットで世界のどこからでも日本の本を読めるというのは

本当にありがたい限り。

 

作品は充実しているけど使いにくいな

 と常々思っていたパソコン版に比べて、

 

・縦書きで読めること

・しおり機能

・人気ランキングが見れる

・ランダムに100冊の本をお勧め

 

などの便利で面白い機能が備わっていて大変満足。

ダウンロードもさくっと終わるので、

メキシコで時間のあるうちに

今まで読んでおきたかった名作たちと

ついに触れ合うというのもまたとない機会なのかな。