メキシコでOL、24歳

日本の大学を出てなぜか一直線にメキシコで新卒就職。どうやって生きていくのかな、という報告。

day 93: 目まぐるしく叫び合う

なんだか今週末は薄ら寒かった。
汗一粒流さないで目覚めた今朝。
乾季に入って、湿気が減ってきたのだろうか。
そろそろ朝くらいは
ガスボンベを点火した方がいいかもしれない。

そんな月曜日でも、週末を振り返る。

 


金曜日、
一年ぶりの七夕。
我が家では両親の結婚記念日。
そういえば最近
ちっともメールを返せていない。

 

日本にいる頃には、
七夕なんて当日まで思い出しもしなかったけれど、
今年はどうも先週からそわそわしていた。


なにをしたわけでもないけれど、
なんだかその日を待ち遠しく思っていた。

 

日本は晴れたのかしら。
モンテレイは昼頃までは晴れていたのに
午後からはどんどんと雲って行って
夕方には土砂降り。
いつも通り、道が川になるほど。

 

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というわけで、星は見えませんでした。

そのかわりに見えたものも。

 

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世界共通、この日は雲が出やすいのねぇ。
1961年からの東京の気象まとめを見てみると
7月7日は歴史的に曇り日。
晴れと雨は十数日で同じくらい。

 

果たして織姫と彦星は
遠距離恋愛、辛くないのかしら。

 


だなんて思いつつも、
メキシコが雨なら晴れてる国で会えばいいのよね
なんて、ワールドワイドに思うあたり
メキシコに来て、私の考え方は少し変わったのかもしれない。

 

なにも雨の東京でしょぼくれている必要はないものね
もともと宇宙には国境なんて関係ないんだから
一年に一回、会える国の空まで
遊びに行けばいいのよね。

 

そんな七夕の夜。
折角だから七夕料理を作ろうと思ったけれど
そうめん以外特にないのね。
少し残念。


土曜日、
この日は上司の家でバーベキュー。
スペイン語ではCarne Asadaという。

 

モンテレイといえば、その本場。
とにかくここは牛肉の名産地。
精肉コーナーは牛だらけ。
メキシコ人もここでお肉を買って帰るほど。


そんな街ときたら、
日曜日はどこの家もバーベキュー。
毎週毎週バーベキュー。
日曜日にはもう、
洗濯物を干さないと誓うほど。

 

しかし暑い暑い日中を耐えて、
夜は肉をかじってビールで流し込む。
そんな喜びはなににも代え難い。 

 

手のひらよりも大きく分厚いお肉を
これでもかと網に敷き詰める。
日本のように野菜なんて焼かない。
少しの玉ねぎと、ケサディージャと、
あとはただひたすらお肉を食べる。

 

赤身の好きなアメリカ人とは違い、
メキシコのお肉は、しっかり脂も乗った
ジューシーで甘みの強いお肉。
ひたすらに食べられる。

 

骨つきのcostillaに、aguja norteña
それから日本人が絶賛するのが
arrachera と呼ばれるいわゆるはらみ。

 

お肉が好きならそれだけで、
モンテレイは天国のような町。

 

たくさんビールを飲んで、
たくさんお肉を食べて、
ひさしぶりにワインも飲んで、
子供たちが遊ぶのも眺めて、
とても楽しかったなぁ。

 

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11時に解散だったので、
街に出たついでに同僚と飲み直しに。
向かうはBarrio Antiguo
いつものロックバー、Café Iguanaへ。

 

邦楽ばかり聞いて育ち、
ほとほとアメリカンロックに疎い私は
この夜もビシバシと教育を受ける。

 

モンテレイには音楽好きが多い。
地元に根付いた伝統音楽Norteñoもあれば、
有名なバンドも何組かでていて、
毎年夏には大きな音楽フェスティバル。

 

 

誰もが大声で飲んで歌って、
そんなロックバーたちはとても楽しい。
しかし音楽人口の割に
楽器を弾く人は少ないというところが
日本とは少し違うところ。
女の子の半分はピアノを弾けるような日本の教育は
やっぱり少し特殊で、とてもエレガント。

 

2時閉店のiguanaでは同僚の友達に出くわし
改めて五人で他のバーへ。
今度は初めての場所、NANDAS 78。

 

この夜はジャズロックのバンドが演奏していて感動。
その為入場料は30ペソ。

 

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ビールもそっちのけで聞き入る。
やはりベースはいい。
私も弾いてみたいような、
けれどやっぱり集中して聞き入りたい。
ジレンマ。 

 

こちらのバーは4時閉店だったけれど、
結局私たちは1時間で退散。
腕にスタンプをもらったのも久しぶり。  

 

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日曜日、
土曜の夜は水も飲まずに
倒れこむように寝たというのに
頭が痛くなくてよかった。

 

同僚が朝ごはんまで作ってくれて感動。

朝タコスMañanerosといえば卵。
今日のタコスは

 


チョリソー
玉ねぎ
トマト
青唐辛子 Chile serrano 

 

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全て適当に角切り。
あとはスクランブルエッグの要領。
chile serranoも辛味もあるけれど
私でも生で泣かずに食べられるくらい。
何より玉ねぎのような爽やかさがあり、
中国人がにんにくをかじるように
メキシコ人はこれをかじる。

 

対して辛さで有名ハラペーニョ
もう少しずんぐりとした青唐辛子。
こちらは辛味ばかりで青臭く
とても生食には向いていないそう。

 

私からしたら、
どちらも生なんて胃に悪そうだけれど。

 

あとは一緒にfrijoresを巻いて食べる。
メキシコ人は、このインゲン豆の煮たのが大好き。
煮物にも入れるし、スープにも。
丸煮もあれば、ペーストにもなってる。
水煮ではなくて、ニンニクや唐辛子
とそから色々な調味料がしみていて
これだけでもとても美味しい。

 

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塩を入れずに卵を焼き
これで塩分を加えて食べる。
家庭の味。
レトルトも十分美味しいけれど
誰かに美味しい煮方を習いたい。 

 

午後、家に帰ってからはやっぱり昼寝。
てんで体力がもたない。 

 

しかしお腹は空いていたので、
また倒れてしまわないようにお料理。
買い物はしていなかったので
あり合わせ冷蔵庫お掃除ポロネーゼ。

 

・牛肉、豚ひき肉(冷凍してあった)
・玉ねぎ
・マッシュルーム
・ホールトマト
ローリエ
オレガノ
・にんにく
・白ワイン
・砂糖、塩、胡椒

 

ひき肉がほとんど豚肉しかなく
赤ワインもなかったので、
普段よりもあっさりとした味に。


それでもコクが出て美味しい。
しかし豚の味が死なないように、
ソース自体のハーブは少なめに。

 

そしてその分、
パスタをハーブと一緒に茹でる。

 

ルームメイトの教えてくれた特製の茹で方。
近日公開。
パスタだけで食べられるほど、
ミラクル美味しい。

 

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メキシコシティの同僚との

ひさしぶりの長電話も、心底楽しかった。

他の人には聞かせられないことが沢山。

 

仕事のことも、人間関係も、メキシコ事情も、

唯一共有する気が強い女同士。戦友。

 

さて、月曜日。
今日も近郊の町Saltilloでお仕事でした。
メキシコ人とのドライブには
どの時期だって分厚い上着が欠かせない。

帰ったらお昼は昨日のスパゲティ。
楽しみ。
粉チーズ、買っておこうかな。