モンテレイは突然の大雨。
摂氏30度。
湿度67パーセント。
生きていられるのが不思議なくらい、
昨日はモップがけをするだけで全身から汗が噴き出した。
さて、月曜日。
若干テンションは下がるものの、
今週は諸事情につきタクシー通勤なので
普段よりも朝一時間ゆっくりできる。
最近忘れがちに加えて、
留守にしがちだった植物たちに水を・・・
あれ?!
寝ている同居人も忘れて大声を出してしまったほど。
発芽してる!!!
ちょうど先週の日曜日に種をまいてから8日目。
念願の大葉ニラちゃんがついにお目覚め。
プランター栽培なのも、
ろくな土が売っていなかったことも、
この高温多湿の環境も、
しょっちゅう水をあげ忘れてしまっていたことも、
色々不安だったけれど
きちんと10日から2週間といわれている発芽期間に合わせて
土の中では育ってくれていた。
今朝発見したベイビーたちは三本。
糸のように細くて透けるような緑の
柔らかいひげが生えてきている。
昨日までは何もないように見えたのに、
一日でこんなに伸びるものなのか。
朝から、とてもとても、それは嬉しい。
今日一日をがんばるエネルギーをもらった。
ホテル暮らしのときは切花を飾っていたけれど、
やっぱり死に行くものを大切に延命していくよりも、
根付いた命を育てていくほうが気持ちがいい。
同じ部屋に、ほかの命が同居していることが嬉しい。
ちなみに、種まきの様子。
メキシコ人ご用達の大型スーパーH.E.B.で
植木鉢と土を購入。
大きなほうのプランターは
138ペソ(800円くらい)とこちらにしては割高。
大して土10キロで60ペソ(360円)。
ニラ、大根の種は日本にいるうちに
母に地元のJAで買ってきてもらったもの。
茗荷は100円ショップでぶらりとしていたら見つけたので
ありがたがって購入。
空港の手荷物検査が怖かったけれど
なぜか検疫にも引っかからず通過。
しかし今回はちょうどいい大きさの鉢が見つからなかったので
大根はまた次の機会に。
シャベルの代わりにおたまで土をつめ、
ペットボトルで即席じょうろを作成。
穴は私の愛するVICTORINOXニンフェンブルク城バージョンで。
万能。
さて、茗荷はそのまま土に植えてこんな感じ。
日陰の湿った土が好きなので、
クロゼットの中に幽閉。水もたっぷりあげる。
1ヶ月のホテル暮らしをはさんでしまい植えるまでに時間がかかり、
もともと芽が出ていたため気がつかなかったけれど、
こうしてみるとこちらも育っているのかもしれない。
家に帰ったらよく見てみよう。
ニラの種はこんなに小粒なもの。
大量に入っていたので、畝を二つ作って筋蒔きをしても
まだ半分くらいは残ってる。
薄く土をかけて、嫌光性なので窓から離れた壁際に。
こんな感じで完成。
明日もまた家族が増えているだろうか。
生活の楽しみがまたひとつ増えた。