美味しいご飯を作るためには
やっぱり美味しい物を食べておかないと。
舌の筋トレと称して日々食べ歩き。
Tacos Rumo (gordita屋さん)
我が家から1番近いお気に入りの朝食スポット。
Gorditasが美味しいバラックのお店。
Gorditasといえば袋状の厚いトルティージャに
おかずを挟んで食べる手軽で腹持ちの良い軽食。
本場はもっと西のTorreonだけれど
モンテレイでも専門店が街角にたくさん。
そんな中でもこのお店が好きなのは
・地元民ばかりののんびりした雰囲気で
・多種あるおかずがどれも美味しくてぎっしり
・人が多いから出来立てがすぐに出てきて
・看板娘のおばちゃん達がとても明るいから
チェーン店だったらよく見かけるDoña Totaは
結構美味しいとおもう。
タコスに比べて皮が厚く満腹になりやすいので
今回は選りすぐって3つだけ注文。
モンテレイ流はとうもろこし生地、
手前から時計回りに
・asado de puerco 豚の辛くない煮物
・bistec 焼いた牛肉
・chicharron verde 豚の脂身の辛い煮物
いつきても安定の美味しさ。
好みでキャベツや刻み玉ねぎも用意され、
ここの赤いサルサがまた激辛で美味。
お供はモンテレイではお馴染みの炭酸飲料joyaで。
日本のファンタみたいなもの。
セントロの手作りマーケット
午後はいつも通り旧道のお稽古に行き、
汗をかいた日の夜は勿論今週もビールタイム。
今週はヌエボレオン製品の市が町の中心の公園
Macro Plazaで立つと聞たのでまずは立ち寄る。
セントロに来たのなんていつぶりかしら。
メキシコ1モダンな街の称号には
いつも首を傾げたくなるけれど、
ここでだけはそうかもしれないと思える。
青空に映えるネプチューンのお尻。
休日の公園はジュースに食べ物、民芸品など
屋台が軒を連ねて立ち並び、
観光客に地元の人々、大道芸人で所狭し。
目的の市場はその中でも10店舗ほどと
かなりこじんまりとしていたけれど、
えぐみが少なく美味しい蜂蜜があったので購入。
mezquiteというメキシコの乾燥地でよく見かける
マメ科の植物のもの。日本語ではメスキート。
600gで160ペソ(1000円弱)。
メキシコでも天然蜂蜜は高い。
毎週なにかしら手作りや民芸品の
市が出ているので、たまに覗くと面白い。
The Beer Box (ビールバー)
折角マクロプラサまで来たので、
この日は私の大好きなThe Beer Boxで酒盛り。
公園に隣接したテラスで土日には生演奏もある
世界中のビールを集めたお店。
輸入ビールは高いので庶民がワイワイやるよりは
割と落ち着いて飲んでる大人が多いかな。
だけど気楽に入れる雰囲気。
何よりここの楽しさは好みの味を伝えると
お勧めをいくつも持ってきてくれて
解説しながら一緒に選んでくれるところ。
メニューに載っていないものも多いので
自分で選ぶよりまずは一度聞いてみてほしい。
こういう場所ではとにかく変り種が飲みたい私は
レモン風味のベルギービールをまず注文。
口をつけた瞬間に蜂蜜の香りがふわりと広がり
甘酸っぱいレモンの爽やかさが遅れて届く。
度数が3%以下と極端に低いのもあり、
ゴクゴク飲めてしまう美味しさは夏にうってつけ。
酔いたくないけど気持ちよく飲みたい時に
これからはこれを頼もうかしら。
それからハイビスカスのメキシカンビール。
日が暮れたからっていうのもあるけれど
これは色も味もずんと重く、赤ワインのよう。
全くビールらしくはない。
赤ワインの炭酸割りが1番近いかな?
メキシコ産なのになぜかタイ風味のパッケージ。
4人で行ってお互いに色々冒険して、
メキシコ各地のビールからヨーロッパ、
果てはアルゼンチンまで世界中の味が飛び交う。
私は今回頼まなかったけれど、
PueblaのCrazy Moonシリーズが美味しかったな。
新しいものに触れられる夜は、いつもいい夜。
こんな記事を書いているとお腹が減るので
仕事の行きがけCoahuilaのParrasの国道沿いで
本場のgorditaの屋台に立ち寄る。
こちらでの主流は小麦粉生地。
さくっ、パリパリに仕上がるのが特徴。
折角なので食べ比べでasadoとchicharronを。
どちらもベースに煮豆が塗ってあり、
具は少ないけれど小麦なので割とどんとくる。
二つで結構満腹かも。
味付けはどちらも辛さ控えめ、
塩気も好みで美味しかったな。