メキシコ モンテレイで食べて遊んで働いて

メキシコって良くも悪くもこういうところ。メキシコを好きになれる観光、レシピ、文化情報を発信。

day 681: 輸入品天国と『オイルサーディンのバター醤油パスタ』

今週の美味しいものの話。

 

 

 

先日のイタリア料理に触発されて

俄然美味しいパスタを作りたくなる。 

しかし、いくら気合だけあれども

食材がないのが繁忙期の冷蔵庫。

メキシコの大抵のスーパーは

大抵10台以上のレジを有してはいるものの、

何故か5台くらいしか稼動をさせない。

尚且つ人々は毎回大人が乗り込めるような

大型カートいっぱいに買い物をしていくので、

いつもなんだかんだ1時間は買出しにかかる。

仕事帰りにそれは結構疲れるので

先延ばしにしてもう一週間。

そりゃあすっからかんにもなるもの。

肉も無ければ野菜もないので、

何とか保存の利くものでレシピをひねり出す。

cookpad.com

 

買っててよかった缶詰食品。

何度ツナやコーンに救われたことか。

メキシコではオイルサーディンは輸入品。

 

外国食品コーナーにあることが多い様。

私はなんと言ってもオリーブオイル漬けが

一番香りが良く、旨味もあって好き。

国内産のものは水煮(臭みが強い)

あるいはサラダ油漬けが多いので注意。

 

パスタを茹でる際ににんにくを加えるのは

メキシコで習ったやり方。

ハーブ類もこの方法であらかじめ加えたり。

このほうが麺自体にしっかり香りが染込むので

ぼやけた味になりにくく感じる。

魚はやっぱり美味しいなぁ。

 

 

それから近頃大好きなのが

ST DALFOURの洋ナシジャム。

日本のスーパーでも良く見かける青い蓋の

いわずと知れたフランスの有名なジャム屋さん。

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職場に3本はジャムを常備している私は

旅のお土産に土地のお土産の食品には

保存の利くジャムを買うことが多い。

今あるのはサボテンジャムと、

CHABACANOという杏の親戚のジャム。

けれど日々目減りするのはこの洋ナシジャム。

名産をも凌ぐインターナショナルな味。

煮詰めきったようなべたべたに甘く

カチコチのジャムが蔓延るこの国で、

甘すぎずふわりとした果実の香りの残る

このジャムに手を出さずにいられるか。

 

洋ナシジャムはりんごジャムに

やっぱりどこか似たような酸味のある甘さ。

けれど香りはもう少し華やかな気が。

ヨーグルト、パン、クラッカー

何につけても抜群に美味しい。

残念なことに日本で売っていないよう。

そのかわりに見つけたマロンクリーム

美味しそうだったな。

りんごと同じ要領なら作るのも簡単だし、

例の素晴らしい八百屋さん(day 663参照)でも

丸くて大きな洋ナシのがあるのを先日見かけたので、

私も次回は作ってみようかな。