メキシコ モンテレイで食べて遊んで働いて

メキシコって良くも悪くもこういうところ。メキシコを好きになれる観光、レシピ、文化情報を発信。

day 594: 変態と脱皮と老化と進化。

メキシコらしいもの、

メキシコらしくないもの、

この世のものをこのどちらかに分けていくとしたら、

陰気で幻惑的で、なんだか儚い霧というものは

実にメキシコらしくないもののひとつだと思う。

 

とは言えこの地球上の土地であるので

もちろん条件が揃えばメキシコでも霧は出る。

月曜日の仕事場COAHUILA州都SALTILLOは

中でも特に霧の町と形容してよいほど

寒波の訪れとともに隠れてしまう山上の小都市。

一時間の道のりで1000Mの標高を上がるほど

視界は狭まり寒さも厳しくなってくる。

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NUEVO LEON州も山では既に初雪が降ったので

防寒対策をしているつもりでも、やっぱり山は別格。

北メキシコの冬は厳しい。

 

例の如く気候の変わりやすいモンテレイ

日中でも9度の昨日までとは打って変わって

本日は12度でお目覚め、

最高気温は24度の晴天らしく

普段なら大気汚染で曇るはず景色が

代わりに蒸気で真っ白になる。

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そんなちょっとイメージと違うメキシコのお話。

 

反対にメキシコらしいことといえば、

先週末の三連休は待望のBUEN FIN。

本日22日のアメリカでの感謝祭の大安売り、

いわゆるBLACK FRIDAYに1週間先立って

革命記念日の連休にあわせて国中で開催される

メキシコ版の年に一度の大安売り。

 

街中に目印の赤いステッカーがそこここに張られ、

デパートからスーパーまでどこの駐車場も

車が溢れてたまらないほど。

私も今年は2日間参戦。

初日の土曜日にはお友達に連れ出してもらえたので

サンペドロのメキシコ民芸品店TIKALにて

木彫りのお盆と色ガラスのお猪口を。

メキシコのマーブル模様の色ガラス、

いつも欲しいと思っていたとても可愛い一品。

どちらも不思議とアジアテイストが感じられる。

 

またNUEVO SURではお気に入りの靴屋さん

FLEXIにて本皮のパンプスを5000円以下で購入。

このお店は高いヒールでもとにかく歩きやすく、

本皮の製品が普段からかなり安いので大のお勧め。

 

最終日、祝日の月曜日は休日出勤終わりに

会社のすぐそばにあるPASEO LA FEへ。

冬物衣類を15~25%オフでいくつか買い物。

中でも今期の流行りの蛇柄は良かった。

派手なのにエレガントさもあり素敵と

思い切って驚くくらい蛇柄のパンツも購入。

今まで動物柄なんて興味なかったのに。

昔より、もっと派手好みになってるのかしら。

これもメキシコらしい変化のひとつ?

 

今回は特にチェックをしなかったけれど

この期間には旅行やエステなどの契約も

普段より安く出来るらしいので、

来年はもっと作戦を練って待とうと画策中。

 

けれどまずは色々と散財をしてしまったので、

今週末はおとなしく家で生姜湯でも飲みながら

ヒカルの碁を全巻読みきりたい気分。