メキシコ モンテレイで食べて遊んで働いて

メキシコって良くも悪くもこういうところ。メキシコを好きになれる観光、レシピ、文化情報を発信。

day 475: 二卵性双生児

メキシコに住んでいると嫌でも毎日目に入り

週に一回は喜んで食べるタコスという食べ物。

日本でもどんな料理かくらいは周知されてきたみたい。

分厚いクレープ様の片手大の生地トルティーヤで

甘いものの代わりにおかずやトッピングを包み

辛いソースをかけて食べる。

 しかしこの生地の材料がとうもろこし、小麦と

二種類あることは何度か書いているけれど

あまり知らない人が多いよう。

 

厳密な境界線はないけれど

主に北では小麦、中央以降はとうもろこし中心。

どっちがどっちか分かるかしら。

 

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私の好きなとうもろこしのトルティージャ

おそらく日本ではかいだことのない

とうもろこし粉の少し癖のある香りがする。

通常材料となるとうもろこしは

黄色いスイートコーン(ELOTE)ではなく

ジャガイモのような味の白いMAIZ。

なので生地も大抵は白っぽい。

南では青や紫、赤のとうもろこしを使って

カラフルなトルティージャを食べる料理もあるとか。

舌触りは少しざらざら、粘着性はなし。

なので水っぽいおかずを挟んで放っておくと

生地が破れてしまうことも。

 

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次に小麦のトルティージャ

薄くてキメ細やかな生地に茶色の焼き目が特徴。

食感はもちもちとしていて丈夫なので

北でのBURRITOSやCAMPECHANASなど

私のひじから手首まであるような大型タコスは

みなこちらで作ってある。

食べ過ぎると腹痛になりやすいのも特徴で、

私も一度BURRITOを一本食べた翌日に

脂汗の浮く腹痛で薬局に雪崩れ込んだことがある。

 味は味のしないパンといったところ。

 

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どちらも本当に美味しいので、

おかずに合わせて色々試行錯誤中。