メキシコでOL、24歳

日本の大学を出てなぜか一直線にメキシコで新卒就職。どうやって生きていくのかな、という報告。

day 209: 幸せ者の痛みとは。

本日は非常に大きなミスをした。

業務上支障があったわけではないけれど、

連携会社との業務連絡が上手く行っておらず

向こうの社長にしこたま怒られてしまった。

 

この超男尊女卑の北の大地で

しかも力仕事の多い部署を担当し、

女だからって手を出すなといわれたり、

のけ者にされたりすることに慣れてしまっていた

私の怠慢が招いた状況。

 

確かに、いくら頑張っても鍛えていない女がやるには

危険すぎたりどうしたって無理な仕事も沢山在る。

けれどその分、出来る仕事はきちんとやらなければ。

そうでなければ、私の指示で同僚たちに

大変で危険な作業をしてもらうことなんて出来ない。

 

自分の手抜かりで仕事仲間に嫌な思いをさせたことは

予想以上にショックだったようで、午前中は柄にもなく落ち込む。

今日が最後の出社日となる同僚との昼食に誘われたけれど

気持ち的に、そもそもお金がないので事務所に残る。

普段は夜明け前には振り込まれているお給料が

今日に限って17時になってようやく確認できた。

お昼までは7000円が全財産だったんだもの。

平気で給料振込みの遅滞もしそうなこの国で

散在する道を選ぶには余りにこの懐は涼しすぎる。

 

そして、そんな私に付き合って

俺も弁当だしお金ないから、と残った同僚。

昨日小金が手に入っていたじゃあないか。

仲が良いんだし、最後の日なんだから行って来なよ

と言っても、良いから良いからとかたくなで、

なんだかそんな彼を目の前にして罪悪感を感じる。

こんなに何一つまともに出来ない私に

いつも変わらずに優しくしてくれる。

きっと行きたかったはずなのに、

私を一人にするのが嫌だったのだろう。

でも、私はこんなにちゃんとした人に

心を砕いてもらうだけの価値の在る人間なのだろうか、と。

 

というわけで、

他人との連携を考えて仕事をやりきることだとか

側にいてくれる人に報いるためだとか

 色々在るけれど、一度気合を入れ直そうと

そんな気持ちで始まる11月。

 

帰りがけにはお別れバーベキューもするそうなので、

そちらは参加しようと思う。

これ以上同僚からお肉を取り上げられない。