メキシコでOL、23歳

日本の大学を出てなぜか一直線にメキシコで新卒就職。どうやって生きていくのかな、という報告。

day 55 : やはり自然はときめきに満ちている

今日もお仕事。

昨日の深酒が抜けず、朝から頭痛と倦怠感にさいなまれる。

飲みすぎると指先がしびれるのは本当にまずい。

 

外回りに行くのにも、体と気持ちがついていかない。

と、挫けそうになった矢先、

世にもキュートな動きに目がとまる。

 

 
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ハチドリじゃないの!

 


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まさかメキシコに生息しているとは思わなかった。

なんてかわいいのだろう。

確かにハチドリというだけあって

その羽ばたき方は緩やかな鳥のものというより

せわしない虫の様。

空中でホバリングをしながら、その細長いくちばしを

花に差込み蜜をたしなむ。

 

どれだけ写真をとってもちっとも警戒心を見せず

終いには、こちらに近づいてくる始末。

そんなに周りが見えなくなるくらい

花の蜜はおいしいのかしら。

 

昔しゃぶったつつじの味が

今ではあまり思い出せない。

 

しかしこの機に乗じてぐいっと彼に近づいてみる。

ぱちぱちぱちという軽快な羽音。

確かにハチドリ。

 

モンテレイの山裾の地区では

案外頻繁に見られるみたい。

 

朝から本当にすてきな出会いをした。

 

 

さらに夕方には突然の落雷。

どうしてメキシコの雷はだんだん近づいてこず、

いきなり真後ろで大声を出すようなことをするのだろうか。

 

また次の瞬間には滝のような雨。

これがスコールなのかしら。

一瞬で道が川になる。

 

車から折り損ねた同僚たちは事務所に戻れないほど。

みんな仕事などそっちのけで窓際に集まり、

何人かがあわてて傘を持って救出に行く。

ちょっとしたお祭り騒ぎ。

なんて楽しいのだろうか。

 

 

さて、ハチドリのおかげで

今日は陰摩羅鬼の瑕を読みたくなった。

確か出ていたと思う、

鳥の館。剥製の館。

もうずっと手にとっていないな、そういえば。

 

メキシコに持ってきた数少ない本のうちのひとつ。

今の本を読み終わったら読む。