メキシコでOL、24歳

日本の大学を出てなぜか一直線にメキシコで新卒就職。どうやって生きていくのかな、という報告。

DAY 54: 堤幸彦道をゆく

異常な眠気に襲われる。

夜を徹して動画を見ていた所為。

 

ドラマ「ケイゾク」。

 

日本の番組を見たくなり

何か面白いものをと探し漁り、発見。

 

監督が堤幸彦さんだということで、うきうきで視聴。

テレビ番組では一番好きなTRICKの監督。

毎年毎年そのシリーズは繰り返し見ているのに

ほかの作品はついぞ見てこなかった。

海外で生活していると新しい情報が入ってこない分、

本も、映画も、テレビも、昔のよいものに出会えてきた。

 

 

さて、主役の柴田は中谷美紀さん。

なんとなく、ドラマガリレオの柴崎コウさんを髣髴とさせる。

 

内容は古いドラマな分、どうしても頭に入ってこない。

いつもそうなのだ。

全体的な雰囲気なのか、

登場人物たちのまとっている空気感なのか、

それとも撮影手法が今と違うからなのか

一昔前の作品はどうしてもはじめから集中してみることができない。

 

第三話まではそんな調子で、

誰が誰かもわからないまま流し見る。

ところどころにコメディが散らばっているけれど

その中途半端さと人が死ぬストーリーがあいまって

なかなか重苦しい気分になる。

中途半端なシリアスさに、

真剣なサスペンスなのかクライムコメディなのか

心が混乱する。

 

それでも渡部篤郎さん演じる間山が絡みだしてきたあたりから

だんだんと私の知っている堤節が見え隠れ。

カメラの動きに懐かしさを感じ、

不謹慎もギャグになってしまうと最高に面白い。

 

第四話 「泊まると必ず死ぬ部屋」

の回で間山が放った

 

「え?死んだ?」

 

のデリカシーのなさにしびれた。

 

これがきっと私がTRICKシリーズが好きな由来なのだろう。

基本はコメディであるという態度を見せてくれつつ、

後半シリアスに一転する。

そして一話一話は後味の悪い終わり方をし、

シリーズを通してはハッピーエンドを迎える。

流れがちっとも緩やかではないのだ。

しかしその分こちらも気持ちを切り替えて

笑うときは笑い、人殺しの嫌な感じも味わえる。

一石二鳥の堤作品。

 

山田奈緒子の登場も衝撃。

奈緒子、お金持ちの本当はいい女だったのね。

 

遠山金太郎にも、矢部謙三の芽を見る。

彼も京大出身なのかもしれないと思うと

非常に胸がうずく。

 

だんだんと話が進むにしたがって、

事件の依頼が何でもやの性格を帯びてくる。

だから警察から日本科技大に舞台が移ったのね、

と予想してみる。

大学の教授のほうが、何でも持ち込みやすいものね。

 

それにしてもドラマ版はなんて後味の悪い終わり方だろう。

多くの人が救いを心待ちにした最終回をこんな形にできだなんて

その男気に卒倒しそうになる。

続編がなければ一生嫌なものとして心の中に残るところだった。

 

さて、後残すは特別編の続きと映画版。

それが終わったら監督のほかの作品も見てみようかな。

今まで監督を追って映画を見たのは三谷幸喜さんだけ。

作家は京極夏彦さんだけ。

漫画は久保帯人さんと、野田サトルさん。

役者はジム・キャリー

みんな私の好きな人たち。

 

でもその前に、もう一度TRICKを見ても良いな。

警部補矢部謙三も捨てがたい。

ケイゾクの続編になっているスペックも見てみよう。

 

毎日どうしていたら

こんなに楽しみばかり増えていくのだろうか。

 

 

そういえば、本日はじめて食べるお菓子。

 

f:id:ovejitaroja:20170602083018j:image

 

駅の屋台で購入。

メキシコでは一年中道には屋台が立ち並ぶスタイル。

 

f:id:ovejitaroja:20170602083348j:image

 

相変わらず食べ方が分からず

仕事中の同僚に向いてもらう。

 

ココナツの身を、ココナツミルクと砂糖でおそらく煮詰めたもの。

茶色い部分は焼いてあるため

焼き菓子のような香ばしさと脳に響く甘さ。

手軽に食べられておいしい。

 

メキシコ人はココナツが好き。

アイスやジュースのポピュラーな味のひとつで

ココナツミルクもスーパーでよく見かける。

ココナツのお菓子もそこかしこの出店に並んでいる。

 

わたしもメキシコに来てから

ココナツの虜になっている。

 

今日は上司とお食事会。